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頭・顔の痛み|いしお痛みのクリニック

頭・顔の痛み

頭・顔の痛みから考えられる代表的な病気
一次性頭痛(片頭痛・緊張型頭痛・群発頭痛)・三叉神経痛・後頭神経痛・非定型顔面痛、抜歯後の痛み痺れ などがあります。

緊張型頭痛

緊張型頭痛は院長含め、多くの方が苦しむ最も頻度の高い頭痛です。片頭痛や群発頭痛など他の頭痛との鑑別が重要になります。

主な症状

両側に締め付けられるような痛み
痛みの性状は「ドクドク」ではなく「ギュー」「ジンジン」
日常動作によって軽快・増悪などはない
重症例では、強い肩こりや吐き気などが出現することもある。

緊張型頭痛と間違えやすい病気

他の病気と見分けるポイントとしてまずは、脳腫瘍やくも膜下頭痛など危険な頭痛を除外することが先決です。それらが除外できたら、痛いのは片側か?両側か?どんな痛みか?痛み以外の症状はあるのか?いつからか?など様々なことを診察しながら他の頭痛と緊張型頭痛を分類していきます。病気や種類によって薬や治療方法が違うため重要です。

治療のポイント

緊張型頭痛の治療はまず発作時の鎮痛薬や筋肉を弛緩させる薬・予防薬を内服していただき、その他痛みの原因を探っていくことです。首周囲の筋肉の緊張や頸椎や肩など整形の病気が原因となっていることも多いためそれらの治療を同時にしていくことが重要です。
ブロック注射やハイドロリリース(筋膜リリース)などを使用し筋肉の動きを改善させたり痛みを遮断することによって、症状が投薬だけよりも軽快することが非常に多いためお勧めすることがあります。

生活の注意点

長時間作業は誘発因子の1つです。姿勢改善や首・肩周囲のストレッチも重要になります。セルフトレーニングも必要なら資料用意していますのでお伝えください。
その他、ストレスなど心的要因・喫煙・運動不足・肥満などもリスク因子として挙げられています。

院長の経験から~

頭痛はストレスの多い現代社会が生み出した怪物ということです。
がしかし、しっかり治療すれば症状が軽減することが望める病気です。誰もがもつ頭痛だからこそ我慢したり、ごまかさないでほしいのです。
どんな頭痛かを一緒に分類して、症状を軽減していくためにも受診していただけたらと思います。

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