クリニックご案内
診療科目と内容
痛みの部位と病名
痛みの治療方法
よくあるご質問

特殊治療について|いしお痛みのクリニック

特殊治療について

肩関節授動術(サイレントマニュピレーション)(保険診療)

五十肩の患者さんで、肩の動きが悪い患者さんに行われる治療方法の一つです。
ブログでも説明しています。

新しい五十肩治療の選択肢として

肩の動きが悪くなる原因に、本来伸縮可能な関節包(肩の関節を包んでいるもの)が炎症によってガチガチに固まってしまうことが挙げられます。
これまでは、リハビリで良くならない場合、全身麻酔下に手術しか選択肢がありませんでしたが、新しい選択肢の一つとして注目されています。

これは、直近の20例のデータをまとめたものになりますが、多くの症例で改善がみられます。(途中で途切れているものは、診察が終了したか、受診されなかった患者さんです。)

屈曲(手を前から上に挙げる動作)
屈曲(手を前から上に挙げる動作)
外転(手を外から上に挙げる動作)
外転(手を外から上に挙げる動作)
外旋(脇をしめて手を前から外に回転する動作)
外旋(脇をしめて手を前から外に回転する動作)

治療にあたり、様々な合併症が起こることや、治療中に生活制限などもある上に、全員が良くなる治療というわけではありません。
しなくても良くなる可能性がある場合は、行なわないこともあります。
がしかし、肩の痛みと動きの悪さで困っている患者さんにとっては、選択肢の1つとしておすすめできる治療です。
まずは、診察させていただいて一緒に治療方法を考えましょう。

硬膜外癒着剥離術(ラッツカテーテル)(保険診療)

ラッツカテーテルが有効な病気

脊椎の病気(脊柱管狭窄症・椎間板ヘルニア・脊椎術後疼痛)が原因で慢性的(長期間にわたって)腰や足の痛みが続いている患者さん

治療内容

長く続く痛みの原因として、神経周囲にある癒着が原因となっていることがあります。それらの癒着をカテーテルという細い管を使って物理的に剥離しさらに薬液を使って炎症物質を洗い流す治療方法です。癒着が原因かどうかの検査をおこない適応があれば後日治療をおこないます。
当院では、日帰りでできる方法をおこなっています。

院長の経験から

「手術はしたくないけれど、もう少し痛みを取りたい」「ブロック注射は効くけれど一時的でもう少し長く効いてほしい」「手術の適応はないと言われたけど、いまだ痛みに苦しんでいる」などのような長い間苦しんできた難治性の患者さんが適応になるかと考えています。保険診療で行うことができますが、他の治療と比べると高額(1割負担の方で約11000円)になるため他の保存療法で治療困難でありかつ効果がある可能性が高いと判断したときのみ選択肢の一つとして提案しています。

もやもや血管に対する動注療法

適応となる病気

へバーデン結節・CM関節症・アキレス腱付着部炎・足底腱膜炎

治療内容

炎症が起こっている部位には普通の血管とは違い微細な異常血管が集合していることがわかっています。これらの異常血管のことを「もやもや血管」とよんでいます。
近年、もやもや血管が痛みの原因のこれらの異常血管を「イミペネム・シラスタチン」と呼ばれる薬剤を用いて、もやもや血管を詰まらせ消失させます。そうすることで、炎症を根本から抑え痛みを取り症状を改善させます。
治療時間は5-10分程度で、特に生活に制限はありません。
副作用はアレルギー症状・一時的な痛みや痺れなどがありますが、確率としては非常に少なく安全に行うことができる治療です。

当院は安全に治療を行なうため動注治療を開発したオクノクリニックとライセンス契約をおこなっており、最新の情報や手技の安全性について意見交換をさせていただいています。

炎症部位にもやもやとした血管が確認できます

炎症部位にもやもやとした血管が確認できます
参照:オクノクリニックHP(https://okuno-y-clinic.com/abnormal_neovessels)より

院長の経験から

放射線科医である奥野先生が考案された最新の治療の1つです。これまでへバーデン結節の痛みは手術などもあまりおこなわれません。投薬が効かなければ「経過をみてください」と言われることの多い悩ましい病気の1つです。
投薬などで様子を見ても痛みが継続している方は、症状が改善する可能性の高い安全な治療であるため一度検討してみることをおすすめします。国内だけでもすでに5000人以上の方がこの治療を受けられており、ほとんど副作用はでておりません。動注療法は自費診療になるため、まずはご相談いただき、様々な治療方法を一緒に考えた上で検討しましょう。お値段に関しましては、よくあるご質問をご覧ください。

よくあるご質問はこちら

Page
Top

WEB予約

交通案内