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腰痛治療(病院と整骨院の違い)|いしお痛みのクリニック

腰痛治療(病院と整骨院の違い)

病院と整骨院の違い

腰痛治療において、目的は同じですが病院と整骨院は役割が違います。腰痛の原因を明らかにし治療していくことが病院です。一方で、整骨院は原因から出た症状に対して運動機能を改善させたり今後起こらないように予防するところだと考えています。

病院の役割
整骨院の役割

腰椎椎間板ヘルニアの腰痛を例に挙げますと、ヘルニアに対する診断・病変部位の検索・治療は病院でないと難しいですが、ヘルニアと診断がつけば出現している筋肉の硬さや運動機能の低下は整骨院で治療することが可能です。これまで病院でブロック治療をした患者さんがリハビリをすることによりさらに症状が改善していく症例を多く経験しました。1人の患者さんに対して協力することが大切です。

腰痛の原因検索

腰痛の原因は多岐にわたります。まず大きく分けると「早急に大病院に行かないといけない腰痛」「内科的な腰痛」「それら以外の腰痛」に分かれます。更にそこから細かく細分化されていきます。

一般的な腰痛の場合、2017年の論文で診察と検査によって約80%の腰痛の原因がわかることが示されています。これらは身体診察・画像検査・診断的ブロックなどを駆使することで可能となり、当院でおこなうことができます。

治療方法について

原因により、治療方法が大きく異なります。当院では、主に薬による薬物療法(急性期の場合は点滴療法)に加えて、原因の部位に直接、抗炎症薬と痛み止めを入れるブロック注射と物理療法をおこなっています。ブロック注射は、内服薬と違い臓器に負担をかけることなく原因の場所に正確に薬を入れることができます。完治を目指した治療であるため非常に有効です。

また、自宅でのストレッチもすすめています。関連病院の理学療法士と作成したパンフレットをお渡します。

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